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ロスメルスホルム キャナルシティ劇場会員チケット先行(抽選)のお知らせ
2023.6.21
ノルウェーの劇作家、詩人、舞台監督であり、「近代演劇の父」と称されているヘンリック・イプセン。世界中で今もなお上演され続けている『ペール・ギュント』『人形の家』『野鴨』『ヘッダ・カブラー』など、現代を生きる私たちの心に訴えかける名作を数多く世に残しています。
1886年に書かれた本作『ロスメルスホルム』は、古く凝り固まった時代から新しく解放されつつある時代の中、保守的な思想と進歩的な思想の人々との対立を、緊張感のある心理描写で描いた人間ドラマです。
この、イプセンの作品の中で最も複雑で多様で曖昧な演劇という評価がある一方、最高傑作のひとつともいわれる本作品を、2019年読売演劇賞大賞・最優秀演出家賞に輝いた栗山民也が手掛け、私たちの心に「人間とは」という深いテーマを問いかけます。
<STORY>
歴史と伝統に縛られたロスメルスホルムと呼ばれる屋敷には、所有者ヨハネス・ロスメル(森田剛)と家政婦のヘルセット(梅沢昌代)、そしてロスメルの自殺した妻ベアーテの兄・クロル教授(浅野雅博)の紹介により、レベッカ(三浦透子)という女性が下宿人として住んでいた。
ある日、ロスメル家を訪ねたクロル教授は、モルテンスゴール(谷田歩)が掲げる「新しい進歩主義」に対抗すべく、ロスメルを保守派に引き込もうとするが、ロスメルはレベッカの影響でこの古い体質から解き放たれようとしていた。
ロスメルは若い頃、家庭教師だったブレンデル(櫻井章喜)という自由思想家に影響されていて、レベッカは、その彼の後を継ぎ、自分こそがロスメルを自由にすることができる人物だと信じていたのだ。
説得を試みるクロルはレベッカがベアーテを死に追いやった原因だと告げる。「進歩主義の同志」というレベッカへの気持ちは愛情だったのかと気づくロスメル。心に罪を抱いたロスメルとレベッカがとった道とは……。
<スタッフ・キャスト>
【原作】ヘンリック・イプセン
【脚色】ダンカン・マクミラン
【翻訳】浦辺千鶴
【演出】栗山民也
【出演】森田剛 三浦透子 浅野雅博 谷田歩 櫻井章喜 梅沢昌代
<公演日程>
2023年11月3日(金・祝)開場 12:15 開演 13:00
2023年11月4日(土)開場 12:15 開演 13:00
2023年11月5日(日)開場 12:15 開演 13:00
<キャナルシティ劇場会員先行(抽選)>
S席:11,000円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
※特定興行入場券 転売・譲渡不可
受付期間:2023年7月24日(月)12:00 ~ 8月1日(火)23:59